税金を通して世の中を知る:租税教室で高校生に伝えられること

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税金そのものも大事ですが。

租税教室

年に1回ないしは2回、高校生向け租税教室の講師をさせていただいています。

税金の役割や必要性を、税理士の立場から伝えるのが私の仕事です。

ただ、特にこの時期(夏休み時期)の高校3年生に向けては、より幅広く税金を通して世の中のことを知れるような内容も取り入れています。

税金はなぜ必要か?

税金はなぜ必要か?というのは、小・中・高、学年を問わず、租税教室を開催するにあたって、必ず問いかけるべきテーマです。

ただ、私の場合、税金はなぜ必要か?を説く前に、なぜお金はなぜ必要か?を考えてもらうようにしています。

・欲しいものを買うため

・美味しいものを食べるため

・楽しく遊ぶため

そんなお金の価値以外に、お金がどんな役割を持っているか?

このような一節を提示して、考えてもらうようにしています。

お金について語られた有名な一節

『道徳のない経済は罪悪だが、経済のない道徳は寝言だ』

これは、あの二宮尊徳(金次郎)翁が言ったとされる有名な一節です。

あまりにも有名なこの一節。

この一節は、お金の役割について考えるとき、とても大事なことを示唆してくれます。

お金は続けていくために必要なもの

ボランティア活動は大切で、とても意義のあることだというのは、誰にでも共通した認識なのではないかと思います。

ただ一方で、それを無償で続けていくのは難しいというのも、共通した認識なのではないでしょうか。

そのために、登場するのがお金です。

続けていくということ。

生活や仕事だけでなく、この世の中そのものも続けていく必要があり、お金=税金が必要になる。

そいういった理解を進めておくことも、世の中を知るために必要なことだと考えています。

まとめ

税金を通して世の中を知る。

租税教室で高校生に伝えられること。

高校生に、日本には借金がいくらあって、それを返すためにこれだけのお金が必要で、だから税金が必要ですと言っても、響きません。

そこには、目に見えている日常との差がありすぎるからです。

そのために、税金を通して世の中のことを知ることをテーマに内容を組み立てる。

これから社会に出ていくときに少しでも役に立てたらという願いを授業には込めています。

 

 

◉編集後記◉

昨日は、朝から小学校での清掃活動。植木の剪定には技術がいるなと毎回思います。達人たちは本当にすごいです。


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