勘定科目「預り金」の考え方:消えて無くならない「預り金」は要注意

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消えて無くなれ「預り金」

勘定科目とは

複式簿記(ふくしきぼき)において仕訳を作成する際、必要になるのが勘定科目(かんじょうかもく)です。

どのような取引か?

勘定科目は、それを明確に表現するためにあります。

ただ、そういう役割を持っているのにもかかわらず、この取引には、この勘定科目を使わなければいけない。

勘定科目には、そうやって決められたものがありません。

この自由さこそが、勘定科目を難しくしているひとつの要因でもあります。

決められていないからこそ、難しい。

そういった言い方もできますね。

勘定科目「預り金」

今回記事にするのは、勘定科目「預り金」です。

「預り金」は、文字通り、預かっているお金を指して言います。

代表的なものが、従業員さんの給料から徴収する所得税(源泉所得税)や住民税(特別徴収)など。

ただ、捉え方によっては、どこまでが「預り金」か。

判断に迷うこともあるでしょう。

そんなときは、こういった特性があることを押さえておくと、判断の助けになります。

消えて無くなる

勘定科目「預り金」は、前述した通り「預かっているお金」です。

そのため、いつかは消えて無くなる。

この特性を押さえておけば、「預り金」であるかどうかを迷う必要がありません。

・支払う

・返す

そうやって消えて無くなるものは「預り金」です。

一方で、消えて無くなるはずの「預り金」がいつまでも残っている。

これには、少し注意が必要です。

「預り金」と銘打っていたとしても、預かっているお金ではなく、実質的にはもらったお金=収入である可能性が高くなるからです。

まとめ

勘定科目「預り金」の考え方。

消えて無くならない「預り金」には要注意。

勘定科目「預り金」は、文字通り「預かっているお金」です。

預かっている以上、いつかは消えて無くならなければいけません。

一方で、消えて無くならない「預り金」は要注意。

実質的には収入になってしまう可能性もあります。

 

 

◉編集後記◉

大切な人を送った日。人生にひとつとして同じものはない。そんなことを実感した日になりました。


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