情報量は数倍です。
写真を撮る
「写真を撮る」というと、通常は、趣味やアート、思い出として撮っている。
そういったイメージを持ちますね。
でも同時に、写真には「記録」というシンプルで強力な能力がそなわっています。
事業用固定資産を写真でも管理してみてはいかがでしょうか。
税務調査では事業用固定資産を見られることがある
税務調査では、事業の状況を把握するため、色々なことについての確認が行われます。
事業用固定資産の状況がどうなっているかも、その確認事項のうちのひとつ。
事業用固定資産は、一般に、固定資産台帳などの帳簿で管理されているはずです。
その固定資産台帳と実物の突き合わせをして、有無を確認する。
そんな確認の仕方です。
そのため、税務調査の前には、それがきちんと提示できるか。
自分(自社)で確認しておく必要があります。
事業用固定資産を写真でも管理してみよう
固定資産台帳は、帳簿ですから、当然、文字や数字で事業用固定資産を表現しています。
こんな感じでしょうか。
資産の名称 |
供用年月 |
耐用年数 |
取得金額 |
MacBookPro |
平成30年1月 |
4年 |
200,000 |
MacBookAir |
平成30年3月 |
4年 |
100,000 |
SonyノートPC |
平成30年7月 |
4年 |
150,000 |
富士通ノートPC |
平成30年7月 |
4年 |
180,000 |
MacBookPro |
平成30年7月 |
4年 |
195,000 |
ただこれだと、一番上と下なんて、使っているうちにどっちがどっちだか、わからなくなってきますよね。
情報をもっと細かく入力しておいたり、ナンバーシールなどをつけて管理してやればいいのですが、意外と手間がかかります。
なので、写真に撮って表とリンクさせ、PC内で確認できるようにしておく。
さらに、支払った請求書や領収書なども、一緒にPDFなどの画像で保管しておく。
こうすれば、より固定資産台帳と実物を確認できやすくなります。
まとめ
事業用固定資産の管理。
写真を撮っておくのもひとつ。
実際には、全く同じものである場合、写真で見てもわからないということがあるかもしれません。
それでも写真には、文字だけの場合の数倍の情報量があります。
事業用固定資産を写真でも管理する。
どうしても整理がつかないという方は、やってみられてもよいかもしれません。
◉編集後記◉
昨日は、三連休後の学校初日。ちょっとお疲れモードです。いい天気で暑いぐらいの一日でした。