30%の粗利率と10%の粗利率:あなたならどちらを取りますか?

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さあ、どっち?

30%の粗利率と10%の粗利率

突然ですが、30%の粗利率と10%の粗利率、あなたならどちらを取りますか?

粗利(あらり)とは、売上から仕入や材料費などの原価を引いた「もうけ」のこと(売上総利益や付加価値といった呼び方をすることもあります)。

算式はこうなりますので、

売上−原価=粗利

当然、多く取れたほうがいいに決まっていますよね。

だから迷うことなく、30%の粗利率を選択!なのですが…

では、こういった場合はどうでしょうか。

100万円10台と1,000万円10台

100万円の機械と1,000万円の機械があります。

粗利率はそれぞれ、30%(100万円の機械)と10%(1,000万円の機械)。

この機械が、10台づつ売れたとします。

売上は、1,000万円(100万円の機械)と1億円(1,000万円の機械)になりますね。

ここで、粗利がどれだけあるかなのですが、

・100万円の機械は、300万円(1,000万円×粗利率30%)

・1,000万円の機械は、1,000万円(1億円×粗利率10%)

あります。

同じ10台売れるなら、1,000万円の機械のほうが、粗利率は低いですが、粗利として残る「もうけ」は、断然多いということになります。

少し雲行きが怪しくなってきました。

じゃあ別に、粗利率は低くてもいいんじゃ…ってことにもなりませんか?

1,000万円が10台売れるのか問題

ただここで、問題が起こります。

それが、1,000万円の機械が10台売れるのか問題です。

確かに、100万円の機械を10台売るよりも、1,000万円の機械を10台売るほうが、粗利は残ります。

でも、果たしてそれが実現できるのか?

そこまで考えておかなければいけません。

それならば、100万円の機械を100台売るほうが売りやすい。

そういった場合もありますね。

まとめ

30%の粗利率と10%の粗利率。

あなたならどちらを取りますか?

選ぶなら当然、「もうけ」が多く残る30%の方でしょう。

商品構成が同じなら、売上を増やすよりも粗利率を高くするほうが、確実にお金は残ります。

ただ、粗利率にしばられていると、前述したような事実があることを見逃してしまうのも確か。

やはり、数字にはいろんな視点から物事を見る複眼的思考が必要になってきますね。

もちろんこれは、すべてにおいて言えることではありますが。

 

 

◉編集後記◉

行きつけの珈琲屋さんが改装OPEN。子供の成長を見ているようで嬉しい…のですが、ちょっと寂しいような気も。そんなところも子育てと同じですね(^^)


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