この仕訳はどうなる?:仕入れたものをそのまま配ったら

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内容に応じて継続的に。

この仕訳はどうなる?

会計ソフトへの入力時に必要になる仕訳(しわけ)。

近ごろのクラウド会計ソフトに代表される会計ソフト(アプリ)は、仕訳自体を意識させないような仕様になってきてはいますが、それでも仕訳をイメージしたほうがスムーズに処理が進みます。

そんな仕訳の中でも、この仕訳はどうなる?という迷いが出やすいものを、ピックアップして紹介してみます。

勘定科目について

その前に、仕訳に使う勘定科目(かんじょうかもく)について少し触れておかなければいけません。

仕訳を構成する勘定科目、この勘定科目については、基本的に自由に決めてOKです。

なるべく使わないほうがいいというものはありますが、これは使ったらいけないというものはありません。

では、勘定科目は大事じゃないのかというとそういう訳でもなく、

・月ごとの推移をみる

・昨年(前期)との比較をする

・割合などの分析をする

こういった際は、勘定科目をきちんと決めて使っていることが前提になります。

勘定科目を意識することで、より役に立つ決算資料が出来上がるという訳です。

そのため、勘定科目を使うポイントとしては、

・取引内容に合ったものを使用する

・継続的に使用する

この2つが大事になってきます。

仕入れたものをそのまま配ったら

それでは本題です。

販売促進のために、サンプルを配るということがあります。

仕入れたものをそのまま配ったという状態です。

そのまま素直に処理をするなら、勘定科目は「仕入」で仕訳を作る。

あるいは「仕入」の中に入り込んで仕訳が作られます。

ただ、その中身は純粋な「仕入」ではありません。

結論からいくと、これは「仕入」とせずに、

・広告宣伝費

・販売促進費

などの固定費(販売費及び一般管理費)で処理するほうがいいでしょう。

そうすることで、

・広告宣伝費にいくら使っているのか

・販売促進に効果があったのか

数字で知ることができます。

逆にいうと、純粋な「仕入」の金額を知ることもできますので、

・仕入れにいくらかかっているのか

・粗利(売上から仕入を引いた利益の割合)はいくらか

なども正確に把握することができます。

まとめ

この仕訳はどうなる?

仕入れたものをそのまま配ったら。

仕入れたものをそのまま配った場合、仕訳の勘定科目は、

・広告宣伝費

・販売促進費

などの固定費(販売費及び一般管理費)が適しています。

勘定科目は、取引内容に応じて、継続的に使っていきましょう。

 

 

◉編集後記◉

午後から打ち合わせ。訪問先の子供さんがめちゃくちゃ可愛くて癒やされました(^^)


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